薬用植物・生薬・薬草・健康茶 南蛮毛、なんばんげ、ナンバンゲ、玉蜀黍、とうもろこし、トウモロコシについて やなぎ堂薬局
トウモロコシ 
雄花
とうもろこし 雄花
トウモロコシ 
雌花穂
とうもろこし 雌花穂
南蛮毛
南蛮毛
南蛮毛 粉末
南蛮毛 粉末
南蛮毛 なんばんげ ナンバンゲ なんばんもう ナンバンモウ
植物名
玉蜀黍 とうもろこし トウモロコシ 
南蛮黍 なんばんきび ナンバンキビ 
高麗黍 こうらいきび コウライキビ

玉米髭 ぎょくべいしゅ ギョクベイシュ 
南蛮毛 なんばんげ ナンバンゲ なんばんもう ナンバンモウ
学名
Maize(イギリス) Corn(アメリカ、オストラリアなど) Zea Mays
分布
トウモロコシはイネ科ートウモロコシ属に属する1年草の植物で、原産地はメキシコやグアテマラ等の
中央アメリカで南北アメリカ大陸では紀元前より食用として大規模に栽培されていました。

アメリカ大陸ではトウモロコシを使った料理が古くからあり、アメリカではトウモロコシが原料の
「バーボン・ウイスキー」、「ポップコーン」(ポップコーンは爆裂種(別名 ハゼキビ)と言われる
トウモロコシを使用します。)、
メキシコではトウモロコシをパンのように焼いた「トルティーヤ」を使った「タコス」、ペルーやボリビア
ではお酒の「チチャ」などがあります。

ヨーロッパにはコロンブスが活躍した大航海時代にスペインやポルトガルに伝わり、後にヨーロッパ
全土で栽培されるようになりました。

日本には安土桃山時代の1579年にポルトガル宣教師が種子を長崎又は四国に持ち込んだのが
最初と言われます。それから日本全土で栽培されるようになりました。
(日本に伝わったのは「フロント種」と言われる種類です。)

江戸時代初期に宮崎安貞が書いた「農業全書」の「五穀之類 蜀黍」によると
是を唐きびとも、又甚高くのびぬる故、高黍とも名付るなり。地の薄くたるにハ宜しからず。
春はやく苗地をこしらへ肥し置、二月たねを薄く蒔、苗七八寸の時移しうゆべし。
種る所ハ少し湿気ごゝろの地、いか程も深くこゑたるを好むものなり。

又屋しきの内畠の端々、或下湿の地、五月雨に水あつまりて、他の作り物ハ水底になり、日数をふるゆへ
作りがたき様の所などに、多く種て利を得る事ある物なり。
蜀黍ハ、色々に用ひ、能多き物なれば、農人の家に必是を作るべしと、唐の書に記せり。
茎の高さ一丈もあれば、水難の地に作りてよく、其粒蟹の目のごとく、其穂ハ薄の尾花の大きなるがごとし。
実を取てをバ簾にあみ、にうち、又民家の箒にも用ゆべし。
或隣さかいのにもたて、其破をふさぎ、米ハ色々食物に調へ、尤餅にして味よし。
殊更性のよき物なり。米も楷も皆すたる物なし。但一の難ハ大方の地にうゆれば、跡甚るものなり。
又根よりわきに出るめを度々切さるべし。
又一種あり。たけひきく穂の少し下の方より、くきかゞむあり。此黍実多く早熟す。是上種とすべし。

又一種玉蜀黍と云あり。種る法前に同じ。其粒玉のごとし。菓子にすべし。是も早くうゆるをよしとす。
遅けれバ風難あり。且実りも少し。是又肥地を好む、地には実ず。根より出るひこばへを去事前と同じ。

と書かれています。

同じく江戸時代の人見必大が書いた「本朝食鑑」によると
「南蛮黍すなわち玉蜀黍のことである。当今、俗に南蛮黍を唐毛呂古志(トウモロコシ)、
蜀黍を唐岐美(トウキビ)と言う。

わが国では一般に、形状が大きく普通とは異なるものに外国名を被せて呼んでいるが、実際には
その国の産を示すとは
言えないのである。例えば唐黍、南蛮黍、高麗胡椒の類がそれである。」
と書かれています。


現在は世界年間生産量の80%は家畜の飼料
になり、残りの20%は人間が消費します。
トウモロコシの品種として食用種は「スイートコーン」、「ポップコーン」などが食用種で、
デンプン(コーンスターチ)採取用の「デントコーン」、家畜の飼料用の「フリントコーン」などの品種があります。

ただ、近年はバイオエタノールの原料として使用されています。

特徴・形態
玉蜀黍の特徴として茎は直立して草丈は1メートルから3メートルほどになり、茎は直立し、
茎は単体で茎の形は円柱形で節があります。
基部にひげ根があり、ヒゲ根が
茎を支えます。

葉は大きく互生しており、葉の形は狭長皮針形で葉の長さは約50センチほどあり、葉の先は
反曲しています。
葉の質は洋紙質で上面に毛があり、葉の元は鞘状になって茎を抱いています。


花は6月から9月の夏ごろにつけ、雄雌異花で雄花は茎の先に大形の穂をつくり、雌花穂は
茎の中部以上の各葉腋に2個から
4個生じます。雌花穂のうちの1個の花穂だけが結実します。
雌花穂は数個の大形の包に包まれており、その先端から
毛状の赤褐色の花柱が下垂します。

コーンシルク(絹糸)と言われるトウモロコシのヒゲは雌しべで、メシベはトウモロコシの下の方から
成長しますので、成長の段階で受精し、実が集まった果実を形成します。
成分
雌花の花柱には硝酸カリウム、シトステロール、スティグマステロ−ル、グルコース、ガラクタン、
ビタミンA,B、Kなどが含まれています。
使用部位
雌花の花柱(玉蜀黍蕊 ぎょくしょくしつずい ギョクショクシツズイ) 
果実(玉蜀黍子 ギョクショクシツシ ぎょくしょくしつし)
採取時期と管理・保存方法
トウモロコシの収穫時期に雌花の花柱を採取して日干し乾燥します。
煮出し方・飲み方
南蛮毛の効能効果として南蛮毛を服用すると利尿作用、血圧降下作用などがあり、浮腫、腎炎、
尿路結石などに効果があります。

南蛮毛を煎じる場合は
南蛮毛約10グラムを水600ccから800ccの中に入れて弱火で15分から20分程煎じて
煎じ終われば薬草は取り除き、1日数回に分けて服用します。

南蛮毛と他の薬草(重薬、艾葉など)と一緒に煎じて服用しても良いです。

南蛮毛の粉末の場合は
南蛮毛の粉末を1回量約1グラム〜2グラムを目安に水またはぬるま湯で1日数回服用するか、
お湯に混ぜて服用してください。(小さじ半分ぐらいが約1グラムです。)

南蛮毛の粉末を単独で服用しても良いが、牛乳、野菜ジュース、スープなどに混ぜて服用しても
良いですし、小麦粉と混ぜて料理に使用されても結構です。

「粉末が咽喉に引っかかる」、「味が苦手」などの支障がある場合はオブラードに包んで服用しても
結構です。

参考資料
特に無し
その他
特に無し
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