岩千舎ーいわぢしゃーイワヂシャ | |||||
基原植物和名 | |||||
岩煙草、いわたばこ、イワタバコ、苦苣苔、くきょたい、クキョタイ 岩萵苣、岩千舎、いわぢしゃ、イワヂシャ、岩千佐、いわちさ、イワチサ |
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商品名 | |||||
岩萵苣 岩千舎 いわぢしゃ イワヂシャ | |||||
基原植物学名(ラテン語名) | |||||
Conandron ramondioides | |||||
生薬英語名 | |||||
Conandron ramondioides | |||||
植物英語名 | |||||
Conandron ramondioides | |||||
分布 | |||||
岩煙草はイワタバコ属ーいわたばこ科に属する植物で日本の本州から沖縄及び台湾に分布し、 主に山地の湿った岩壁や湿気の多い斜面に生える多年草の植物です。 イワタバコは植物名が「イワタバコ」ですが、この植物は昔からこう呼ばれていたわけ ではありません。 万葉集で柿本人麻呂が 「山萵苣 白露重 浦經 心深 吾戀不止」と詠んでおり、「山萵苣(やまぢしゃ)」 がイワタバコを指していると言われます。 ですので昔は「山萵苣(やまぢしゃ)」、「岩萵苣(いわぢしゃ)」と呼ばれていたと 思われます。 中国では苦苣苔(くきょたい)と呼ばれます。 ちなみに日本に煙草が伝わったのは16世紀後半にポルトガルやスペインの船が運んだ 品々の中に煙草の種子が含まれていました。 現代では長崎県平戸市に「日本最初たばこ渡来之地」と言う石碑があります。 余談・・・・北鎌倉にある東慶寺にイワタバコが群生している場所があるそうです。 (開花期にぜひ行ってみたい。) イワタバコは園芸用、観賞用の花としては有名ですが、普通に食する事も出来る植物で、 イワタバコの葉を山菜料理や精進料理として酢味噌和え、胡麻和えなどの料理にして食します。 (食してもタバコの匂いはしません。) イワタバコの花言葉は「愛らしい心」です。 |
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特徴・形態 | |||||
イワタバコの特徴として根茎は塊状で毛が生えています。 葉は大きな葉が2枚から3枚ほど根付近から出ており、 葉の長さは10センチから30センチほどで幅は5センチから15センチ程で、 形は楕円状の卵形で、葉の先は尖り、葉の縁には不整の鋸歯があり、色は濃い緑色で、 葉にはしわがあって艶もあります。 葉の形は煙草の葉によく似ております。 葉は根生し下に垂れ下がっています。 新葉(越冬芽)は冬には堅く丸まり、褐色の毛で密に覆われて越冬します。 春になると再び葉を広げて成長します。 イワタバコの花は7月から8月頃に咲きます。まず長さ6センチから12センチほどの 1本から2本の花茎を出して、 花茎の上端の集散花序に紅紫色の美しい花を10個から20個ほど咲かせます。 花には深く5裂したガクがあり、花径は1センチから1.5センチ程で花の先端が 5裂した合弁花で、雄しべは5個程あり花柱の周りにある雌しべに集まっています。 イワタバコの花冠基部は白色で周りに黄色の斑点が5個程あります。 イワタバコの果実は皮針形のさく果で、イワタバコの種子は細かいです。 |
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成分 | |||||
イワタバコの含まれる成分は全草から苦味配糖体のコナンドロシド、アクテオシドなどが 含まれています。 |
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使用部位 | |||||
岩煙草の葉および全草・・・商品名(岩萵苣、岩千舎、いわぢしゃ、イワヂシャ) | |||||
採取時期と管理・保存方法 | |||||
採取時期は8月から9月頃の花の開花期に色つやの良い葉を採取して 日干し乾燥します。 岩煙草が自生する場所は岩場などに土が少ない場所に自生し、 岩煙草自体は繁殖力が弱い植物です。 もしも葉を採取する機会がありましたら、根こそぎ採取するのではなく、 葉だけを摘むように心がけましょう。 その時に葉を全部摘むのではなく、少しは残して下さい。 |
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煮出し方・飲み方 | |||||
イワタバコはお茶代わりに飲んだり、イワタバコの粉末を食したりします。 当店が販売しています煎じるイワタバコ、粉末のイワタバコは日本産です。 イワヂシャを煎じる場合は イワヂシャ約5グラムから10グラムを水600ccから800ccの中に入れて 弱火で15分から20分程煎じて煎じ終わればイワヂシャを取り出してから1日数回に 分けてお茶代わりに飲用します。 岩萵苣と他のお茶(緑茶、ウーロン茶、麦茶など)と一緒にミックスして美容目的、 健康目的のお茶として飲用しても良いです。 岩萵苣の粉末の場合は 岩萵苣の粉末を1回量約1グラム~2グラムを目安に水またはぬるま湯で1日数回食するか、 お湯に混ぜて飲用してください。(小さじ半分ぐらいが約1グラムです。) 岩萵苣の粉末を単独で食しても良いが、牛乳、野菜ジュース、スープなどに混ぜて 食しても良いですし、小麦粉と混ぜて料理に使用されても結構です。 「粉末が咽喉に引っかかる」、「味が苦手」などの支障がある場合はオブラードに包んで 飲用しても結構です。 |
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参考資料 | |||||
特になし | |||||
その他 | |||||
特になし | |||||
注意事項 | |||||
①本品は天然物(植物)で性質上吸湿しやすいものがあります。 そのため保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因に なることがあります。 ②開封後は直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい場所に保管してください。 ③本品には品質保持の目的で脱酸素剤を入れておりますので、一緒に煎じたり、 食べたりしないようにご注意ください。 ④幼児の手の届かない所に保管してください。 ⑤他に容器に入れ替えないで下さい。(誤用の原因になったり品質が変わる場合があります。) |
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販売価格 | |||||
「500グラムは量が多いかな?」と思われる場合はご相談ください。 商品によってはご希望に添えない場合がございます。 |
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ご相談、ご注文 | |||||
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岩煙草、日本産岩千舎の写真 | |||||
岩煙草ー花 | 日本産岩煙草ー全草 | ||||
日本産岩煙草ー刻み | 日本産岩煙草ー粉末 | ||||