菱の実ーひしのみーヒシノミ | |||||||||
基原植物和名 | |||||||||
菱、ひし、ヒシ | |||||||||
商品名 | |||||||||
菱の実、ひしのみ、ヒシノミ 菱実、りょうじつ、リョウジツ |
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基原植物学名(ラテン語名) | |||||||||
Trapae Fructus | |||||||||
生薬英語名 | |||||||||
Water Chestnut | |||||||||
植物英語名 | |||||||||
Trapa japonica Flerow | |||||||||
分布 | |||||||||
菱はヒシ属ーひし科に属する植物で日本では北海道から九州の日本各地と朝鮮半島、中国、台湾の池や沼 などに生える水生1年草の植物です。 菱の名前の由来は水面に浮かぶ葉が菱形によく似ているのでこう言われます。 菱を詠んだ歌が万葉集にも2首ほど載っております。 「君為 浮沼池 菱採 我染袖 沾在哉」・・・詠み人 柿本人麻呂 「豊國 企玖乃池奈流 菱之宇礼乎 採跡也妹之 御袖所沾計武」・・・詠み人 消奈行文 が万葉集に収められたいます。 他にも「大和本草」や「本朝食鑑」にも詳しい内容が書かれています。 時代劇に忍者が敵から逃げる時に撒き菱を撒いて敵から逃げますが、この撒き菱は菱や姫菱、 鬼菱を使用します。 余談・・・・3月3日のひな祭りに雛人形と桃の花と菱餅が飾られ、女の子の成長を祝います。 ひな祭りに欠かせない菱餅にはヨモギが使用されています。 菱餅は下から白色、真ん中が緑色、一番上がピンク色の構成で出来ています。(諸説あります。) これは雪の上に緑が見え始め、木々にピンク色の花が咲く春をイメージにして作られております。 一番下の白色は菱の実を使っております。 真ん中の緑色はヨモギを使用しております。 一番上のピンク色は江戸時代には無く、明治時代に菱餅の一番上に置かれました。 ピンク色は桃をイメージしております。 |
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特徴・形態 | |||||||||
菱の特徴として根は糸状根で節から羽状に分裂をしながら根を出します。 菱は泥中の中の種子から発芽し、水面まで細長い茎を出します。茎は細長く葉は茎の頂に多数の葉をそう生します。 水中の茎につく水中葉は全緑の羽状で、水中より上につく葉は卵状平菱形または広菱形で放射線状に広がって漂っています。 葉の長さは2センチから5センチぐらいの不整歯牙縁で葉先は純頭です。 表面に出ている葉の表面には艶がありますが、葉の裏面には脈が隆起しており、そこが毛を帯びています。 葉柄には膨らんだ部分があり、そこに空気を入れて葉を水面に浮かせています。 花期は7月から10月頃で葉間から白色の花を単生で咲かせます。 花ですが萼が4枚、花びらが4枚、雄しべが4本、雌しべが1個からの構成になっています。 果実は石果(核果)で花が散った後に萼が変形をした硬いトゲが両側に2本ある果実を実らせます。 果実は骨質で果実の形はやや扁平です。 果実の中にはデンプンが多く含まれる種子が1個あります。この種子の中にある子葉に多量のデンプンがあり、 これを茹でて果皮を割って中身を食します。 果実は冬になれば水中の中で越冬し、春になれば発芽して、根を下ろして成長します。 |
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成分 | |||||||||
菱に含まれる成分は有機ゲルマニウム、βージトステロール、デンプン、ブドウ糖などが含まれています。 | |||||||||
使用部位 | |||||||||
菱の果実(商品名 菱実(りょうじつ リョウジツ) | |||||||||
採取時期と管理・保存方法 | |||||||||
菱の採取時期ですが秋ぐらいに果実が黒く熟した頃に採取して水洗いをしてから日干し乾燥します。 | |||||||||
煮出し方、飲み方 | |||||||||
美容と健康維持のために菱実をお茶代わりに飲んだり、菱実の粉末を食したりします。 当店が販売しております煎じる菱実は日本産と中国産がございます。 菱実を煎じる場合は 菱実約5グラムから10グラムを水600ccから800ccの中に入れて弱火で15分から20分程 煎じて煎じ終われば菱実を取り出してから1日数回お茶代わりに飲用します。 菱実を他のお茶類(麦茶、どくだみ茶、ウーロン茶など)と一緒にミックスして美容目的、 健康目的のお茶として飲用しても良いです。 菱実などの健康茶を多く作って冷蔵庫に保管しても良いです。 菱実の粉末の場合は 菱実の粉末を1回量約1グラム~2グラムを目安に水またはぬるま湯で1日数回服用するか、 そのまま食してください。 (小さじ半分ぐらいが約1グラムです。) 菱実の粉末を単独で食しても良いが、牛乳、野菜ジュース、スープなどに混ぜて飲用しても良いですし、 小麦粉と混ぜて料理に使用されても結構です。 「粉末が咽喉に引っかかる」、「味が苦手」などの支障がある場合はオブラードに包んで服用しても結構です。 |
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参考資料 | |||||||||
特になし | |||||||||
その他 | |||||||||
特になし | |||||||||
注意事項 | |||||||||
①本品は天然物(生薬)で性質上吸湿しやすいものがあります。 そのため保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する 原因になることがあります。 ②開封後は直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい場所に保管してください。 ③本品には品質保持の目的で脱酸素剤を入れておりますので、一緒に煎じたり、 食べたりしないようにご注意ください。 ④幼児の手の届かない所に保管してください。 ⑤他に容器に入れ替えないで下さい。 (誤用の原因になったり品質が変わる場合があります。) |
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販売価格 | |||||||||
「500グラムは量が多いかな?」と思われる場合はご相談ください。 商品によってはご希望に添えない場合がございます。 |
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ご相談、ご注文 | |||||||||
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菱の実、菱実(ヒジツ)の写真 | |||||||||
日本産菱の実(ヒシノミ)ー刻み | 菱の実(ヒシノミ)ー粉末 | ||||||||