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赤花 彼岸花
白花 彼岸花
白花 彼岸花
赤色、白色 彼岸花
赤花  白花 彼岸花
鍾馗水仙
鍾馗水仙
彼岸花 球根
彼岸花 球根
彼岸花根 ヒガンバナコン
植物名
曼珠沙華(マンジュシャゲ)、彼岸花(ヒガンバナ)、地獄花(ジゴクバナ)、
死人花(シビトバナ)、壱師(イチシ)(牧野富太郎先生は彼岸花の別名と説明)など地方に
よって異なる呼び名が多数あります。
生薬名
石蒜(セキサン)
学名
Lycoris radiata Herb
分布
彼岸花はヒガンバナ属ーヒガンバナ科の植物で、ヒガンバナは中国が原産地で特に揚子江
流域の温暖地域に多く見られ、日本では本州から九州、沖縄の畑や田んぼの畦や土手や
道端、お墓周辺などで見られます。

ひがんばなが日本に入ってきた時期として3つの説があります。
@・・・縄文時代後期から弥生時代に揚子江流域から稲作とともに中国東北部を経て朝鮮
半島から九州に入ってきた説

A・・・中国大陸に分布していた彼岸花が海流に乗って日本の九州の海岸に打ち上げられて
そこから自然繁殖した説


B・・・日本列島と中国大陸が地続きだったころから分布していた説
などがあり、近年は人間が持ってきた説が有力です。

人間が持ってきた時期として、上記に書いた縄文時代後期から弥生時代の説を述べている
のが日本の植物学の父と言われる牧野富太郎先生が万葉集ー柿本人麻呂が詠んだ歌の
道の辺の壱師(いちし)の花の灼燃(いちしろ)く 人皆知りぬわが恋妻は」に出てくる壱師は
生薬名の「石蒜=いしし」が訛って「壱師=いちし」になったと述べられております。
しかしこの説には無理があり、万葉集以外にこの時代に書かれた書物の古事記、日本書紀
などには一切登場せず、当時から彼岸花忌み嫌われていたのか?その当時には自生して
いなかったのかは不明です。

他に種田山頭火が曼珠沙華を詠んでいます。
「曼珠沙華咲いてここがわたしの寝るところ」・・・種田山頭火

ヒガンバナが日本の書物に最初に出てくるのが室町時代の「木蛇詩」で、これに「曼珠沙華」
の言葉が書かれています。

ヒガンバナは人里離れた山奥にはほとんど自生しておらず、主に田んぼのあぜ道や畑の周り
やお墓周辺に見られます。
その理由として田んぼのあぜ道や畑の周りやお墓に近づこうとするモグラをヒガンバナの
鱗茎部分に多く含まれているアルカロイドのリコリンはモグラが嫌がる成分らしく、ヒガンバナ
にはモグラが近づかないそうです。

他に日本にしか無い風習らしいですが球根を何度も水に晒すことによりリコリンが抜けて
毒性がなくなり、澱粉だけが残り、食することが出来るそうです。
昔は飢饉の時に水に晒して食していたと記録があります。
(絶対真似をしないでください。食べないでください。)


東京都練馬区にある「牧野記念庭園」には植物学者牧野富太郎が九州から持ち帰ったと
される白花の彼岸花(シロバナマンジュシャゲ)が秋に咲きます


右の写真の鐘馗水仙(ショウキズイセン)はヒガンバナと同じくヒガンバナ属ーヒガンバナ科の
植物で中国大陸から渡来した植物と言われます。
特徴・形態
ヒガンバナの特徴として毎年花をつける多年草球根植物で草丈は30センチから50センチ
メートルほどで地中に球状の肥厚で大きな鱗茎を作ります。

鱗茎の外皮は黒い皮で内部はこれにくるまれており、夏の終わりごろから秋の彼岸頃に鱗茎
から30センチから50センチメートルほどの長さの淡緑色をした垂直で円筒形の花茎を1本
出します。

花茎の頂頭部に赤色(他に白色、黄色など)でよく目立つ大きな花を大輪状に咲かせます。
花被片6枚で花被片は細長く、外側に反り返っており、花びらは細長いです。

花弁には外側に突き出た6本の雄しべと1本の雌しべがあります。

葉は花が枯れた後に鱗茎から出てきます。葉の色として緑色をしており、葉の形は平べった
くてやや厚みがあり、長さは約30センチから50センチメートルほどあります。
葉はほかの植物が枯れる冬の間も残りますが、春先に枯れてしまいますが、球根は地中に
あって、夏の終わりから秋の彼岸頃に芽を出します。

余談・・・9月20日の誕生花は「ヒガンバナ」で、花言葉は「情熱」です。
成分
全草に良質のデンプンとアルカロイドのリコリン、ホモリコリン、リコタミン、タゼッチン、ガラン
タミン、セキサニンなどを含んでおりますが、特に鱗茎部分にアルカロイドのリコリンを多く
含んでおります。
使用部位
鱗茎
採取時期と管理・保存方法
必要な時に地中から掘り出して、鱗茎の外皮と根っこを取り除いて使用します。
使用方法
彼岸花及び鱗茎(球根)、茎には毒性物質を含んでいるので絶対口に入れてはいけません。
その他
ヒガンバナにはリコリンが含まれているので口には絶対入れないでください。
参考資料 
特になし 
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