キダチアロエ、木立蘆薈 | |||
基原植物和名 | |||
アロエ、蘆薈、ろかい、ロカイ 木立蘆薈、キダチアロエ |
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商品名 | |||
アロエ、キダチアロエ、キダチロカイ | |||
基原植物学名(ラテン語名) | |||
木立蘆薈(キダチアロエ) Aloe arboresceens | |||
生薬英語名 | |||
木立蘆薈(キダチアロエ) Aloe arboresceens | |||
植物英語名 | |||
木立蘆薈(キダチアロエ) Aloe arboresceens | |||
分布 | |||
キダチアロエはアロエ属ーゆり科の多年草の植物です。 アロエは300種類ぐらいのアロエ属があります。その中でも「キダチアロエ」と 「アロエベラ」が有名です。 キダチアロエの原産地は南アフリカのケープ、ナタール、トランスパールが原産地です。 キダチアロエの名前の由来は茎が木のように上に成長しており、茎の周りを葉が 木立(キダチ)のように成長しているので「木立蘆薈(キダチロカイ)」 と言われるようになりました。 アロエは古代エジプトの書物「エーベルス・パピルス」に記載されております。 「エーベルス・パプルス」は今から3500年ほど前に書かれており、 古代エジプト人も愛用していた事がわかります。 中国には7世紀頃にシルクロードより伝わったと考えられ、10世紀宋の時代の書物 「開宝本草」に「蘆薈」を当時の人々が用いたと記述があります。 余談・・・上記で書きましたように「蘆薈」は中国の書物に書かれており、 これを江戸時代の本草学者が「蘆薈(ロカイ)」と翻訳したと言われています。 日本にはキダチアロエが江戸時代に持ち込まれ、ケープアロエが昭和初期に持ち込まれ、 今は日本全国で栽培されており、温かい地域では野生化しているのもあります。 日本では昔からキダチアロエは「医者いらず」と言われてきました。 キダチアロエは日本で一番栽培されているアロエです。 キダチアロエは乾燥に強く、株分けや挿し木も容易で簡単に個数を増やす事が出来ます。 アロエベラは寒さに弱いです。 |
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特徴・形態 | |||
キダチアロエの特徴としてアロエ全体は蒼白緑色で茎は円柱形で茎の径は約3センチです。 葉は互生で群生しており、葉は多肉質で形は剣状か皮針形で葉の汁液はとても多いです。 葉の縁には鋭い棘があり、葉の表面は粉白色を帯びています。 キダチアロエの花ですが、冬から春先にオレンジ色の花を咲かせます。 上記で書きましたようにキダチアロエは株分けや挿し木出来ますので栽培は 比較的に簡単です。 |
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成分 | |||
アロエに含まれる成分として苦味質のバルバロイン、アロイン、カルボキシペプチターゼ、 カルボキシペプチナーゼ、アロエ・エモジン、イソバルバリンなどが含まれております。 |
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使用部位 | |||
キダチアロエの葉(全葉) | |||
採取時期と管理・保存方法 | |||
キダチアロエの採取時期は特に無く、必要な時にアロエの生の葉を採取してから水洗いをしてから 使用します。 ケープアロエは葉に傷をつけて、そこから出る葉汁を採取して、天日又は熱で乾燥させた固形状の 成分を粉末にした物を使用します。 |
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煮出し方、飲み方 | |||
美容と健康維持のためにキダチアロエをお茶代わりに飲んだりします。 キダチアロエを煎じる場合は キダチアロエ約5グラムから10グラムを水600ccから800ccの中に入れて弱火で 15分から20分程煎じて煎じ終わればキダチアロエを取り出してから1日数回飲用します。 キダチアロエを他のお茶類(麦茶、どくだみ茶、ウーロン茶など)と一緒にミックスして 美容目的、健康目的のお茶として飲用しても良いです。 キダチアロエなどの健康茶を多く作って冷蔵庫に保管しても良いです。 |
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キダチアロエ、蘆薈の薬用酒 | |||
キダチアロエを服用すると美容と健康維持などに効果があります。 キダチアロエの薬用酒の作り方ですが キダチアロエ・・・50グラム 氷砂糖・・・200グラム又はグラニュー糖200グラム ホワイトリカー・・・1.8リットル (他に色々な薬草を混ぜてミックス薬用酒を作っても良いです。) これらの品を容器に入れて約3か月ほど直射日光の当たらない場所で熟成させます。 熟成させる時に出来るだけ空気に触れないようにしっかり密封して下さい。 密閉できる容器を使用して下さい。空気に触れると味が変わる恐れがあります。 30日に1回は中身を2回から3回程振って均等に成分が出るようにしてください。 人によっては味の好みが異なりますので、30日に1回は味見をしてお好みの味であれば薬草を引き上げても 結構です。 3か月ほど熟成させたら木綿の布かコーヒー用の濾過紙で濾過しながら薬草を取り出し、杯1杯を目安に 服用します。 飲みにくい場合は蜂蜜や水飴、砂糖で味を調えても結構です。 |
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参考資料 | |||
特になし | |||
その他 | |||
特になし | |||
注意事項 | |||
@本品は天然物(植物)で性質上吸湿しやすいものがあります。 そのため保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する 原因になることがあります。 A開封後は直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい場所に保管してください。 B本品には品質保持の目的で脱酸素剤を入れておりますので、一緒に煎じたり、 食べたりしないようにご注意ください。 C幼児の手の届かない所に保管してください。 D他に容器に入れ替えないで下さい。 (誤用の原因になったり品質が変わる場合があります。) |
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販売価格 | |||
「100グラムは量が多いかな?」と思われる場合はご相談ください。 商品によってはご希望に添えない場合がございます |
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ご相談、ご注文 | |||
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キダチアロエ、ケープアロエの写真 | |||
木立蘆薈(キダチアロエ)ー花 | 木立蘆薈(キダチアロエ)ー葉 | ||
ケープアロエ(アロエフェロックス) | 木立蘆薈(キダチアロエ)ー葉ー刻み | ||