夏の薬湯
カミツレ、カモミール
 
 
<薬湯 カミツレ、カモミール湯>
カミツレ(カモミール)はキク科の植物でヨーロッパではとてもポピュラーな花です。
カモミールはジャーマンカモミールとローマンカモミールの2種類があり、
ジャーマンカモミールは1年草の植物で丈は1メートルぐらいまで成長し、花はリンゴに似た甘い香りがします。

ジャーマンカモミールは有名な絵本の「ピーターラビット」の中にもカモミールが家庭の常備薬として登場します。

又、ジャーマンカモミールは医療用ハーブの一つで、昔エジプトの太陽神にささげられていたと言われています。
このようにカモミールは昔からヨーロッパでは家庭用薬として愛飲されてきました。

又、カモミールはハーブティ以外にもポプリとして使われたり、入浴剤として使われたりします。
<薬効>
カモミールには精油成分のアズレン誘導体、ビサボロール誘導体などが含まれ、美容と健康維持が期待できます。
<使用方法>
カミツレ約30グラムを布袋に入れます。布袋に入れたカミツレをそのまま浴槽に入れるか、
やかんかお鍋に布袋と水を入れ約15分程煮出し、煮出し終われば布袋ごと浴槽に入れて下さい。
(入浴中に布袋を揉むと成分がよく出ます。)

浴槽に入れる薬湯の他に部分湯と言う方法があり部分湯の代表が足湯と手湯です。

足湯は煮出した薬草を約40℃(やや熱め)に冷まし、風呂桶などに薬湯を入れ、その中に両足を入れ、
冷めたら差し湯をしながら約20分程入り、額に汗が出てくれば効果が現れてきます。

手湯は足湯と同じく約40℃ほどの薬湯に約20分程手を浸しながらマッサージを施し、手が温まってくれば
効果が現れてきます。
<注意事項>
@本品は天然物(生薬)で性質上吸湿しやすいものがあります。
そのため保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。

A開封後は直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい場所に保管してください。

B本品には品質保持の目的で脱酸素剤を入れておりますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。

C幼児の手の届かない所に保管してください。

D他に容器に入れ替えないで下さい。(誤用の原因になったり品質が変わる場合があります。)


薬草の入浴剤の注意点
@・・・お風呂から出る時には必ず薬草のエキスをシャワーで洗い流して下さい。
薬草のエキスが身体に付着したままにしておくと人によって症状がひどくなる場合があります。

A・・・当日使った薬草の湯は翌日には使用しないでください。
当日使った入浴剤は必ず入浴後に処分してください。

B・・・お風呂の残り湯を洗濯機で使用する場合は衣類に薬草の色が付着する場合がありますので注意してください。
 
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