カワミドリ 花
カワミドリ 花
パチョリ 刻み
霍香 刻み
パチョリ パチュリ 川緑 かわみどり カワミドリ
和名、植物名
パチョリ パチュリ 天竺薄荷 川緑 加波美止利 かわみどり カワミドリ 
商品名
パチョリ パチュリ 霍香
学名
Agastache rugosa(カワミドリ)

Pogostemon cablin(パチョリ)
分布
川緑(かわみどり)はカワミドリ属ーしそ科の植物で、日本各地や台湾、朝鮮半島、中国大陸まどの東アジアの温暖な草原、
山地などに生える多年草の植物です。

カワミドリは根、茎、葉などの全草から強い香りがします。カワミドリの部位で香りが強いのは根で、清涼感があって爽やかな
香りがあります。香りは薄荷によく似た香りです。

日本名の「加波美止利(カワミドリ)」は深江輔仁が書いた「本草和名」に出てきます。
「川緑」の由来は不明です。

パチョリ(別名 パチュリ)はミズトラノオ属ーしそ科の植物で、原産地はインドまたはフィリピンですがマレーシア、ベトナム
などの東南アジアやインド南部、中国南部などの熱帯地方の湿った土地で栽培されている多年草の植物です。

パチョリは川緑と同じく全草から強い芳香を放ち、古くからお香の原料、香水の原料、衣類の香り付け、入浴剤に
用いられてきました。


余談・・・良い香りがする植物や香水や香料になる植物は「シソ科」の植物が多いです。
有名なシソ科の植物は「紫蘇」、「薄荷」、「ラベンダー」、「ローズマリー」、「タイム」、「バジル」、「セージ」、「オレガノ」、
「マジョラム」、「レモンバーム」などがシソ科に属する植物です。
一般的にシソ科の植物はハーブに分類されます。

ハーブ以外にシソ科の植物でよく利用される植物は「キランソウ」、「カキドオシ」、「ヒキオコシ」、「メハジキ」、「シロネ」、
「エゴマ」、「ウツボグサ」、「タンジン」、「ケイガイ」、「コガネバナ」などもよく利用されるシソ科の植物です。
特徴・形態
カワミドリの特徴ですがカワミドリは全草から独特の香りします。
草丈が40センチから100センチぐらいで茎は四角柱状で直立して成長し、茎の上部で枝分かれします。

葉は対生し葉の形は心臓形、卵心形か広卵形で、葉の長さは5センチから10センチぐらい、葉には柄があり鋭尖頭で
縁に鋭きょ歯があります。
葉の質は薄く、葉の裏側には白色で細毛があります。

花は8月から10月ごろに茎や枝の先に小型の紅紫色の唇形をした総状花序を咲かせます。
花は紅紫色の唇形花をたくさんつけます。花のがくは筒状で五裂し、一つ一つの花は唇形の花冠で、
花の長さは約1センチほどで雄しべが4あり、この雄しべが花冠より外に長く突き出ています。

果実ですが分果で、扁三稜状の倒卵形の形をしております。

パチョリの特徴ですがカワミドリと同様に全草から独特の香りします。
パチョリは熱帯地方の植物なので暑くて土が湿った環境を好みますが、直射日光には弱いです。
草丈は50センチからから100センチぐらいで茎は四角柱状で直立して成長し、茎の下部で枝分かれします。

葉は対生し葉の形は広楕円形または広卵形で、葉の長さは10センチぐらいで葉の縁には鋭きょ歯があります。
葉の質は薄く、葉の裏側には白色で細毛があります。

花は10月頃に枝の先に小型の淡い紫色の2唇形をした花序を咲かせます。
自然界に自生しているパチョリは花を咲かせるが、香料、香水用に栽培しているパチョリは挿し木をするので花は咲かない。
成分
カワミドリに含まれる成分は精油成分のメチルチャビコール、エストラゴール、アニスアルデヒド、セスキテルペン、
アルカロイドなどを含んでいます。

パチョリに含まれている成分は精油成分のパチョリアルコール、オイゲノール、けい皮アルデヒド、メチルチャビコールなどが
含まれています。

パチョリから抽出した精油成分はパチョリ油としてアロマセラピーなどで使用されます。
使用部位
カワミドリの全草

パチョリの全草
採取時期と管理・保存方法
カワミドリの採取時期は花が咲いている時期に全草を採取して日陰乾燥します。

パチョリは葉に勢いがあるときに採取します。(年に数回採取します。)

パチョリの葉から抽出した精油は新鮮で乾燥した葉から抽出したものほど価値が高いと言われます。
煮出し方、飲み方
パチョリやカワミドリはお茶代わりに飲んだり、パチョリやカワミドリの粉末を食したりします。

パチョリやカワミドリを煎じる場合は
パチョリやカワミドリ約5グラムから15グラムを水600ccから800ccの中に入れて弱火で15分から20分程煎じて煎じ終われば
パチョリやカワミドリを取り出してから1日数回お茶代わりに飲用します。

パチョリやカワミドリを他のお茶類(麦茶、どくだみ茶、ウーロン茶など)と一緒にミックスして美容目的、健康目的のお茶として
飲用しても良いです。

パチョリやカワミドリなどの健康茶を多く作って冷蔵庫に保管しても良いです。

パチョリやカワミドリの粉末の場合は
パチョリやカワミドリの粉末を1回量約1グラム〜2グラムを目安に水またはぬるま湯で1日数回服用するか、
そのまま食してください。
(小さじ半分ぐらいが約1グラムです。)

パチョリやカワミドリの粉末を単独で食しても良いが、牛乳、野菜ジュース、スープなどに混ぜて飲用しても良いですし、
小麦粉と混ぜて料理に使用されても結構です。

「粉末が咽喉に引っかかる」、「味が苦手」などの支障がある場合はオブラードに包んで服用しても結構です。
パチョリ(カワミドリ)の入浴剤 
パチョリ(カワミドリ)の入浴剤の作り方は
パチョリ(カワミドリ)約30グラムを布袋に入れます。(布袋は巾着袋でも、使い古した靴下でも、ストッキングでも構いません。)

布袋に入れたパチョリ(カワミドリ)を約1リットルぐらいの水と一緒にお鍋かやかんに入れ約15〜20分程煮出し、
煮出し終われば布袋ごと浴槽に入れて下さい。(入浴中に布袋を揉むと成分がよく出ます。)

パチョリ(カワミドリ)と他の植物を併用するとより効果が高まります。

薬草の入浴剤の注意点
@・・・お風呂から出る時には必ず薬草のエキスをシャワーで洗い流して下さい。
薬草のエキスが身体に付着したままにしておくと人によって症状がひどくなる場合があります。

A・・・当日使った薬草の湯は翌日には使用しないでください。当日使った入浴剤は必ず入浴後に処分してください。

B・・・お風呂の残り湯を洗濯機で使用する場合は衣類に薬草の色が付着する場合がありますので注意してください。
 
参考資料
特に無し
その他
特に無し
注意事項
@本品は天然物(植物)で性質上吸湿しやすいものがあります。
そのため保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。

A開封後は直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい場所に保管してください。

B本品には品質保持の目的で脱酸素剤を入れておりますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。

C幼児の手の届かない所に保管してください。

D他に容器に入れ替えないで下さい。(誤用の原因になったり品質が変わる場合があります。)
価格

パチョリ カワミドリ 刻み  500グラム 2,000円+税 
パチョリ カワミドリ 粉末  500グラム 3,000円+税 

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