月経異常とは

神経痛は末梢神経の走行に沿って痛みが起こる病気で、発生部位によって三叉神経痛、
上腕神経痛、肋間神経痛、坐骨神経痛などに分かれます。

この病気は神経炎など神経そのものに原因があるものが多く、他に寒冷や外傷、腫瘍や
ヘルニア、帯状疱疹(ヘルペス)などが誘因で発病するものもあります。又、原因が不明のもの
もあります。

月経異常とは

三叉神経痛・・・顔面神経痛とも呼ばれ、強い顔面の痛みが特徴です。顔面にある
             三叉神経の第一枝(眼神経)、第二枝(上顎神経)、第三枝(下顎神経)
             のどの場所が侵されるかによって痛みの部位が異なります。
             原因が不明のものは特発性、原因の明らかなもの(脳腫瘍など)は
             症候性と言います。

上腕神経痛・・・上腕部にかけて痺れや痛みが見られます。スポーツによる故障、加齢、
             事故などにより起こる神経痛です。

肋間神経痛・・・胸部位に痛みがあり、特に左側に症状が出ることが多いです。
             原因は疾患によるものが多く、腫瘍などがあげられます。

坐骨神経痛・・・神経痛の中で最も多く、痛みは発作性ではなく、連続性で臀部から
             足にかけて激しい痛みがあります。寒冷、リウマチ、椎間板ヘルニア、
             インフルエンザ、糖尿病などが原因に挙げられます。

神経痛は「水」が停滞したり、偏在したりする「水毒」によるものと考えられます。「気」や「血」の
変調と共に起こることが多く、体質的な要素も影響します。

「水毒」の症状が見られる時は「駆水剤」が用いられます。 
主な「駆水剤」には五苓散、桂枝加苓朮附湯、八味地黄丸、葛根湯、清湿化痰湯、
疎経活血湯などの処方があり、利水作用のある麻黄、白朮、茯苓などを含みます。
これにより「水毒」を改善し、神経痛の症状も軽減します。

その他に「腎虚」によるタイプもあります。「腎虚」とは、「腎」すなわち泌尿生殖器を指し、
老廃物の排泄、精気の貯蔵の役割があります。しかし歳をとるにつれて「腎」機能が低下し
排尿異常、性欲低下、下半身の冷えなどの「腎虚」が起こります。その一つの症状として
神経痛もあります。
「腎虚」には八味地黄丸が主に使われます。
八味地黄丸は地黄を主体に山茱萸、山薬、沢瀉、茯苓、牡丹皮、桂枝、附子を配合
したもので「腎虚」による症状に効果があります。
以上の事に加え、一人、一人の証や症状に合わせて処方を決めます。

葛根湯
(カッコントウ)

(第2類医薬品)
実証から中間証の人で、三叉神経痛の発病初期に用います。
又、上腕神経痛にも使われます。処方に白朮、附子、ヨクイニン
を加える事が多いです。
五苓散
(ゴレイサン)

(第2類医薬品)
口渇、尿量減少のある人で三叉神経痛によく用います。
心窩部に服水音を認める事が多いです。
桂枝加苓朮附湯
(ケイシカレイジュツブトウ)

(第2類医薬品)
虚証で冷え証の人で三叉神経痛、上腕神経痛によく
用いられます。慢性的で痛みが強く、寒冷で症状が悪化したり、
微熱、盗汗、朝の手のこわばりなどを伴う事もあります。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯
(トウキシギャクカゴシュユ
ショウキョウトウ)

(第2類医薬品)
虚証で冷え症、貧血傾向のある人で、坐骨神経痛によく
用いられます。寒冷により、四肢末端の痛みや冷感、腰痛、下痢
などを伴う事もあります。
疎経活血湯
(ソケイカッケットウ)

(第2類医薬品)
中間証から虚証で夜間又は冷えると痛みが増す人。
坐骨神経痛によく用いられ、腰から下肢の関節、特に左足の痛み
が強い場合によく用いられます。
桂枝茯苓丸
(ケイシブクリョウガン)
(第2類医薬品)
桃核承気湯
(トウカクジョウキトウ)

(第2類医薬品)
実証から中間証の人で、オ血傾向にあり、打撲傷などが原因で
神経痛を起こしたものによく用いられます。又、月経異常、婦人科
疾患などによる坐骨神経痛にも良いです。
八味地黄丸料
(ハチミジオウガンリョウ)

(第2類医薬品)
中間証から虚証の人で、病気(糖尿病など)による坐骨神経痛や
中年以降で、下半身の脱力感、冷え、痺れ、痛みなどのある人。
食欲不振、下痢、悪心、嘔吐などのある人には用いない方が
よいでしょう。
腰痛の激しい人には、午膝、車前子を加えて午車腎気丸として
用いることもあります。
五積散
(ゴシャクサン)

(第2類医薬品)
中間証から虚証の人で痛みが足、腰、背などにあって、慢性化し
中々治らない人。寒冷、湿気などにより腰痛、四肢の筋肉や関節
の痛みなどのある人に用います。
下半身の冷え、上半身ののぼせがあり頭痛、項背のしこりなどを
伴う事があります。
防風通聖散
(ボウフウツウショウサン)

(第2類医薬品)
実証で肥満気味の人で便秘傾向があり、慢性化した上腕神経痛
によく用いられます。
清湿化痰湯
(セイシツケタントウ)

(第2類医薬品)
肋間神経痛に用いられます。胸部だけでなく痛みがあちこちに
移動する人、胃腸障害などのある人に用いられる事が多いです。
芍薬甘草湯
(シャクヤクカンゾウトウ)

(第2類医薬品)
頓服として用いる方剤で、慢性疾患に長期連用する処方では
ありません。
急迫性の四肢の疼痛に用います。
◎以上が良く使われる漢方処方で 煎じ薬 1日分 約120+税円〜350円+税
                     粉末  1日分 約180円+税〜240円+税です。
ヨモギ
(生薬名 艾葉)

(第3類医薬品)
葉にはシネオール、ツヨン、アデシン、コリン、
パルミチン酸などが含まれ、鎮痛、収斂、止血
作用があるため神経痛、リウマチ、止血、下痢
止めに用いられます。
1日量約10gを煎じてお茶代わりに常用します。
又煎じた液体をお風呂に入れ入浴剤として
使えば神経痛、冷え症に効果があります。
ヨモギ(葉)
500g 1,000円+税
ヨモギ(粉末)
500g 2,000円+税
ニワトコ
(生薬名 接骨木)

(第2類医薬品)
茎にはトリテルペノイド、βーシトステロール、
タンニンなどが含まれ、鎮痛、消炎、止血、利尿
作用があるため、神経痛、リウマチ、痛風、腎炎
などに用いられます。
1日量約10gを水600〜800ccで煎じてお茶
代わりに常用します。
又煎じた液体をお風呂に入れ入浴剤として
使えば神経痛、冷え症に効果があります。
ニワトコ(茎)
500g 1,000円+税
ヨクイニン
(生薬名 ヨク苡仁)

(第3類医薬品)
種子にはコイキセノライド、でん粉、タンパク質、
脂肪酸などが含まれ、排膿、消炎、鎮痛作用が
あるため、神経痛、リウマチ、肌荒れなどに
用いられます。
1日量約10gを煎じてお茶代わりに常用します。
粉末を1日2〜4g服用してもよいです。
ヨクイニン(種子)
500g 500円+税
ヨクイニン(粉末)
500g 1,000円+税
その人によって症状や体質は異なります。
あなたに合わせたオーダーメイドの漢方処方を調合します。
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