<薬湯 びわの葉湯>
ビワは、バラ科に属する植物で温暖な気候を好む常緑小高木です。
中国の広東、広西、江蘇、淅江省で生産され、日本では九州、四国、千葉などで盛んに生産されています。

三千年もの昔、釈迦の時代から枇杷の木は伝承されており、インドの仏典「大般涅槃経」(だいはつねはんぎょう)の
中では、枇杷の木は枝、葉、根、茎ともに大薬である「大薬王樹」と呼ばれまた、枇杷の葉は「無憂扇」と
記載され、生けるものすべての病を治すと説かれています。
<薬効>
「ビワの葉」の成分はブドウ糖、ショ糖、果糖、マルトース、でんぷん、デキストリス、酒石酸、クエン酸、リンゴ酸、
アミグダリン、タンニン、ウルソース酸、オレアノール酸、サポニン等が含まれており、これらの成分が
美容と健康維持に役立ちます。
<使用方法>
ビワの葉約30グラムを布袋に入れます。布袋に入れたびわの葉をそのまま浴槽に入れるか、
やかんかお鍋に布袋と水を入れ約15分程煮出し、煮出し終われば布袋ごと浴槽に入れて下さい。
(入浴中に布袋を揉むと成分がよく出ます。)

浴槽に入れる薬湯の他に部分湯と言う方法があり部分湯の代表が足湯と手湯です。

足湯は煮出した薬草を約40℃(やや熱め)に冷まし、風呂桶などに薬湯を入れ、その中に両足を入れ、
冷めたら差し湯をしながら約20分程入り、額に汗が出てくれば効果が現れてきます。

手湯は足湯と同じく約40℃ほどの薬湯に約20分程手を浸しながらマッサージを施し、手が温まってくれば
効果が現れてきます。
<注意事項>
@本品は天然物(生薬)で性質上吸湿しやすいものがあります。
そのため保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。

A開封後は直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい場所に保管してください。

B本品には品質保持の目的で脱酸素剤を入れておりますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。

C幼児の手の届かない所に保管してください。

D他に容器に入れ替えないで下さい。(誤用の原因になったり品質が変わる場合があります。)


薬草の入浴剤の注意点
@・・・お風呂から出る時には必ず薬草のエキスをシャワーで洗い流して下さい。
薬草のエキスが身体に付着したままにしておくと人によって症状がひどくなる場合があります。

A・・・当日使った薬草の湯は翌日には使用しないでください。
当日使った入浴剤は必ず入浴後に処分してください。

B・・・お風呂の残り湯を洗濯機で使用する場合は衣類に薬草の色が付着する場合がありますので注意してください。
 
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